やってまいりましたよ、1年で一番大変な時が。
他の問屋さん使ってるところはどうなのかわかりませんが、
日版さんという本の問屋さんを使われてる書店の児童書担当の方は、
まちがいなくこの時期が一番忙しいです。
なぜかって?年に一度の商品のおおがかりな入れ替えの時期なのです。
うちにもどっさり、入れ替えのための商品が入ってきました。
月曜日の段階で、ダンボール20箱近く。
ちなみに1つのダンボールには50冊くらいの本が入ってます。
ああ、これなら普段は午前中だけの勤務の日に、夕方まで残ればできるな。
とか思ったので、昨日、残業の予定を立てました。
で、出勤してすぐに本の責任者に「どんな感じですか?」って訊いてみました。
だって、自分ができるようならやっとくよ、って言ってくれてたので。
そしたら彼が、「へっ」って乾いた笑いを浮かべました。
「いや実は、昨日と今日でまた大量に入ってきて、全部で50箱超えてましてね。
僕じゃ手に負えません」
・・・50箱???
去年は、30箱くらいだった。
その前はちょっと少なくて、20箱くらいだった。
さらにその前は・・・
・・・あ。50くらいあったよ、確か。
そうなんです。大体毎年20~30箱くらいなんですが、どうも3、4年に一度、
どかっとくる年があるようなのです。
そうか・・・今年はアタリ年(ハズレ年?)かぁ・・・。
「今日中にできますか?」
「数が数だからわかりませんが、ま、がんばりますよ」
あいかわらず安請け合いして、倉庫に行ってみると、そこにはダンボールの山!!
ものすごい迫力でした。
ともかく、午前中の通常勤務を終えて、午後からさっそく入れ替え開始!
まずは、売り場から返す分の商品イッキに全部引っこ抜いて、
あとはガンガン棚にさして行こう!
ついでだから売り場作りや整理も一緒にしたいから・・・3時間じゃ、
引き抜きの時間合わせると20箱分くらいしか出せないかな?とか思ってました。
で、とりあえず引き抜きにかかり、ある程度引いた段階で倉庫に入れに行って・・・
もう一度、ダンボールの山と遭遇。
やっぱすげーな、これ。あたし1人でやるには、ちょっぴり無謀か?
とか苦笑して・・・
ふと、恐ろしいことに気がついてしまいました。
ダンボールには、ガムテープできっちり、封がされてます。
・・・ってことは、届いたまんま箱を開けてないってことで・・・
つきしま、固まりました。
ちなみにうちの店では、絵本などの児童書はビニール袋に入れてます。
ええ、いわゆる「ビニ本」状態ですね。(違うか^^;)
もちろんあれは、出版社がビニールに入れて送ってくるわけじゃありません。
当然、問屋さんも入れてくれません。
誰がするかって?
書店のスタッフです。
で、箱があいてないってことは・・・
あたしがダンボールの山の前で立ち尽くしてたら、同僚の若い男の子が入ってきました。
「なに固まってんですか?」
「うん・・・見て、このダンボール」
「すごいですよねぇ。あ、もちろん僕も手伝いますよ。商品の引き抜きからすればいいんですか?」
「うん、ありがと。でもね、その前にやらなきゃいけないことができちゃったよ。
見て、これ。まだダンボール、封が切られてないよ・・・」
鋭い彼は、すぐに気付いてくれました。
「ひょっとして・・・ビニールかけるところから始めるんですか・・・?」
こくん。
質問に頷いて・・・
数秒の沈黙の後。
「あはははははははは」
2人して乾いた笑いを発するしかできませんでしたね。
とりあえず、もう1人いた本のスタッフさんも手伝ってくれて、
5箱分くらいの商品を引き抜き、3箱くらい商品出しをして、
7、8箱分をビニールかけしました。
他2人は違う作業をしながらだったので、まぁ実質2時間くらいでやったにしては
進んだ方だと思います。
しかし・・・甘かった。
毎年、ビニールかけまでは担当ついてないスタッフさんや、深夜の比較的
自由になる時間あるスタッフさんがやってくれてたので、すっかりその気になってました。
よく考えると、今の本の責任者さん、まだ本の業務に携わって3ヶ月くらいだよ。
「ビニールかけまでお願いします」って言っとかなかった、あたしが悪い。悪いんだけど。
でも、僕もできるだけやっときますって彼は言ってたけど・・・
ありゃあまったく、なんにもやってないな、きっと。
ついでに、あの状況で「今日中にできますか?」って・・・
無理に決まってますよ!!!(号泣)
ええ、セブンセンシズにでも目覚めない限り、おそらく無理です。
体力的にも精神的にもけっこうキツかったけど、なんか途中から変に楽しくなってきた。
あれはナチュラルハイだったのだろうか??
とりあえず、残りはあと・・・とってもたくさん!!
がんばろ。
そしたらクラゲの特集があってたのです。それも、人を殺すくらいの威力がある毒クラゲ。
体がちっちゃくて、近くにいてもどこにるのかわからないとか、刺されるまで気付かない、とか、怖いなぁって。
その名も「イルカンジ!!」
・・・どこにいるのかわからない、イルカンジ?
ぴん、と閃きました。
ええ、単純な私は安直に。
すかさず長男にアイコンタクト。
「イルカンジ?」
「いる感じ」
「いない感じ?」
「いる感じ」
「いる感じ?」
「イルカンジ」
即座にポンポン、言い合って。
目と目が合って「へへへっ」とか笑い合いました。
本人たちはちょっと楽しかったのですが・・・。
・・・傍から冷静な目で見ると、すっごいアホな親子かもしらんなぁ・・・
ということで、主人の実家に昨日の夜からお泊りに行ってました。
で、行きがけの車の中。
パパさんがサザンの歌を歌ってましたので、「お?」と思ったわけです。
「パパ、低い音域も声が出るようになったじゃないv」
うちのパパさん、典型的と言ってもいいほどのテナーなのです。
以前は、男性アーティストより女性アーティストの方が歌いやすい!
くらいな人だったし、男の人のもキーの高い人のしか歌えなかった。
それに比べて・・・と私はちょっぴりしょんぼりしてしまいましたよ。
「あたしはずっと歌ってないから、音域はすっごい狭くなってると思うなぁ」
「どれくらい?」
「たぶん、2オクターブくらいは狭くなってると・・・」
「2オクターブ!?じゃあ前はどんくらいの音域出てたの!?」
「5オクターブ、くらいかなぁ」
「マライア・キャリーか、貴様はっ!!」
でも、ホントに出てたのですよ、中学生のとき。
バスからソプラノまで・・・ピアノの端っこから逆の端っこまで。
もちろん、ファルセット込みですけどね。
ただ、残念なことにリズム感と安定した音程と言うヤツに恵まれなかったので、
胸張って「歌が上手!」とは言えなかったのですが・・・^^;
とか言ってたので、帰りは2人して知ってる歌を大声で歌いながらの帰宅でございました。
ちょっとスッキリv
バンドは活動するのが難しいけど、今度カラオケにでも2人で行ってきます!
たぶんそれで、スッキリするだろうなぁ、私は。
やっぱり服装に迷いましたよ!!
いわゆる、料亭と呼ばれるようなところで行われます。
そしてうちは当番校なので、主催なのですよ。
そこはそれ、ちょっぴりおめかしが必要になります。
で。
私が最初用意した服を、うちのパパさんに見てもらいました。
ご意見は、といいますと。
「おv可愛いじゃん。なるきに似合いそうだし。それいいと思うよ。ゴスちっくで」
・・・ゴスちっく・・・??
いや、私は「セミフォーマル」のつもりだったんですが・・・
で、これこれこういう学校同士の集まりなんだけど、って説明すると、
「・・・ふぅん。別にいいんじゃね?でも、少なくとも保護者って感じじゃないけどね」
って言われましたよ・・・
そうか。やっぱり私はセンスがズレてんだな、と思い。
さて、それからが大変ですよ。色々服を探してひっくり返して・・・
出来上がったものは、まぁ、他の役員さんに「可愛い」言ってもらえたので悪くなかったと思うことにします。
ついでに、私の顔を見た相方の役員さんの一言。
「あ!つきしまさん、今日はお化粧してるっ。可愛いねぇv」
でした。
・・・はい。普段は年甲斐もなく化粧しませんけど。
なんか、七五三の時の子どもを褒めるような調子だったのが、微妙に気になります^^;
うちの役員の中で、例の先生を知ってる人がいて連れて行かれました。
「先生、教え子さんだそうですよ」って。
先生こちらを振り返り・・・
「だよな!○○中だろ?」
って、まずその時点でびっくり。さすがに名前は覚えてないだろうと名乗りかけると、
「ちょっと待て!えぇと、あいつとあいつとかと同級だったよな?それで、えぇっと・・・そうだ!○○だ!!」
「・・・正解です」
当てちゃったよ、先生。20年くらい前なのに、すごいなぁ。
その後、うちの小学校の校長やらPTA会長やらまじえて一緒に飲みつつ、
「いやぁ、あの学校はひどかった!生徒がバイクで玄関まで乗り付けるし、校庭にタバコの吸殻普通に落ちてるし、休み時間に煙はぷかぷか浮いてるし・・・」
・・・・・・。
え? 中学校ってそれが普通じゃなかったの???
いや、私はその中学しか知らないんで、あれが当たり前だと思ってたんですが・・・そうか、違うのか・・・。
他にも先生、こんなことも言ってましたよ。
「印象に残ってる生徒は、やっぱり悪いヤツが多い。他の、普通の生徒はあんまり覚えてないんだよなぁ」
・・・って、それじゃあまるで、私がすごい素行の悪い生徒だったみたいじゃないですか!!
一瞬、会長が私を見る目が変わりましたもの。
「いやいや、こいつは悪くない。かといって、すっごい優秀だったわけでもない。普通の生徒だったんだけど・・・なんでおれ、お前のこと覚えてたんだろう?」
知りませんよ、そんなこと!!!
っていうか、私が訊きたいくらいですが。
「でもお前、おれのこと噂で聞いたりして、気付かなかったのか?」
先生に尋ねられました。
いや、聞いたことありましたよ。中学校にすっごい厳しい、怖い○○っていう先生がいる、ってさ。
珍しげな苗字なので、一瞬浮かびはしましたが、即座に違うだろうと思ったんですよ。
だって、私の中で先生って全然怖いイメージがなかったので。
むしろ、冗談言ったりふざけた話したり、私の失敗フォローしてくれたり、忘れ物とか体育のサボリを大目に見てくれたり(笑)、楽しくて優しい先生だと思ってました。
って本人に言うと、
「ほらぁ!悪いことしない生徒にはそんな感じなんだって!」
って、さも誇ったようにうちの校長先生に胸張ってました。
校長先生が胡散臭そうな顔で見てたので、今はよほど怖い先生なのかなぁ。
「って、ことはやっぱり、今先生がいらっしゃる中学校は悪いんですか?」
息子たちが通うことになる学校なので、気になって尋ねてみたら、答えはきっぱりしたものでしたよ。
「大丈夫。お前のいた学校とは比べ物にならん。あんな学校しか知らんお前から見たら、すごく大人しい生徒たちだと思うぞ」
・・・これは喜ぶべきなのか??
でも、先生がしきりにおっしゃってました。
「あの学校に行って、本当によかったと思ってる。今、自分が教師を続けていられるのも、あの学校での経験があるから」
あぁ、そんな風に言われてるのって、嬉しいなぁ。
とか思ってたら、オチがありました。
「あそこに比べたら、全然マシ」
・・・やっぱり、そんなに酷かったんだ・・・
ついでに言えば、私がその中学校の出身だと聞いた瞬間、校長先生が「○○中!?」と驚いた後に、「へっ」って笑った。
すっごい悪いと、先生もご存知だったようで。
・・・そうか。そんなに悪いことで有名な学校だったのか・・・。